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夏はやっぱりフルーツコールドブリュー!美味しい作り方やアレンジレシピを紹介

ここ数年で夏の定番メニューになりつつあるフルーツコールドブリュー。カフェですっかりおなじみとなったサマードリンクですが、実際にはどんな味がするのでしょうか?この記事ではフルーツコールドブリューの特長や人気の背景、美味しい作り方やおすすめのアレンジレシピを紹介します。

1.フルーツコールドブリューとは?

フルーツコールドブリューは、一見するとミスマッチにも思えるアイスコーヒーとフルーツのマリアージュによって誕生した、爽やかで香り高いサマードリンク。まだ新しいドリンクとあって飲んだことがない方も多いのでは?

まずは、フルーツコールドブリューの特長や人気の背景をお伝えします。

フルーツなどを漬け込んだコールドブリューコーヒー

コールドブリューとは、いわゆる水出しコーヒーのこと。熱を使わず水を使って淹れるコーヒーで、時間をかけて抽出することで雑味や渋みを抑えたまろやかな口当たりに仕上がります。

そんなコールドブリューにフルーツやハーブを漬け込んだのが、フルーツコールドブリュー。見た目の華やかさ、爽やかな風味や香りはもちろん、フルーツのビタミンパワーやハーブのリラックス効果も期待されるとあって、美意識の高い女性にも注目されています。

熱をくわえないため味の変化が少ないコールドブリューを使っているので、ボトルに入れて持ち歩くのにもおすすめです。

インスタ映えする見た目がブームに!

ここ数年のうちに人気に火がついたフルーツコールドブリュー。ブームの火付け役となったのは大手コーヒーメーカーと紅茶メーカー。コールドブリューが注目を集めた2017年頃、フルーツと合わせて提供するカフェをオープンしたのです。

マイルドな口当たりのコールドブリューとすっきりとしたフルーツの酸味がマッチした味わいは、夏にぴったりのドリンクとして注目の的に。鮮やかなフルーツが入ったコーヒーはインスタ映えするとあって、女性を中心に大ブレイクを果たしました。

2.フルーツコールドブリューの作り方

一見すると難しそうに感じられるフルーツコールドブリューですが、ポイントさえ押さえれば自宅でもコールドブリューが簡単に作れます。

それでは、フルーツコールドブリューの基本的な作り方を紹介しましょう。

おすすめのコーヒー豆は?

コールドブリューは雑味や渋みが出にくいので、どんなコーヒー豆を使ってもOK。なかでも、フルーツやハーブと合う、すっきりとした酸味が特長のコーヒー豆が好相性です。

コールドブリューは抽出時に熱をくわえないので、コーヒー本来の風味が出にくいことも。より濃厚な味わいを求めるなら、やや深煎りのコーヒー豆を選ぶ、いつもより細挽きにするなど工夫してみて下さい。

初心者なら水出しコーヒー用として販売されているブレンドコーヒーをセレクトして。お店の味を簡
単に再現できます。

コーヒーバッグを使う方法

フルーツコールドブリューの作り方にはいくつかありますが、シンプルで後片づけも簡単なのがコーヒーバッグを使う方法。スーパーなどで手に入る紙製のコーヒーバッグを使います。

ここでは誰でも手に入れやすいオレンジを使った作り方を紹介します。準備として、良く洗ったオレンジ1/2個分を薄くスライスして種を取り除いておきましょう。

1. コーヒー粉約35gを水出し用の紙バッグに入れる。
2. 広口ポットに1のバッグとオレンジ適量を入れて、常温水500mlほどをゆっくりと注ぐ。
3. バッグ全体に水が染み込むように、スプーンなどで軽く混ぜる。
4. 冷蔵庫で4~8時間ほど置く。

抽出時間を長くするほどコーヒーの味わいが濃くなるので、好みで時間を調整して下さい。新鮮なフルーツが入っているので、1日を目安に飲み切るようにしましょう。

フレンチプレスを使う方法

フレンチプレスをお持ちなら、フレンチプレスを使ったフルーツコールドブリューにもぜひトライしてみて。先ほどと同様、オレンジ1/2個分のスライスを用意します。

1. フレンチプレスにコーヒー粉約40gとオレンジを入れる。
2. 1に常温水をゆっくり注いでシャフト(フタ)を押す。この時、オレンジがつぶれないようにシャフトを底まで押し切らないようにする。
3. 冷蔵庫で4~8時間ほど置く。

細挽きのコーヒー粉を使うとフィルターの目詰まりが起こりやすいので、中挽き~粗挽きにしておきましょう。

3.フルーツコールドブリューのアレンジレシピ3選

使うフルーツなどに細かなルールがないフルーツコールドブリューは、自分で作ると楽しみが増します。そこで今回はコーヒーバッグを使う方法を使ったフルーツコールドブリューのアレンジレシピを紹介します。

いずれのレシピにも氷と冷たいグラスの準備をお忘れなく!

インスタ映え抜群!ベリー&ベリーのコールドブリュー

材料:コーヒー粉約40g、常温水500ml、イチゴとブルーベリー各60g(冷凍可)、ミントの葉(適量)
準備:イチゴは1/3~1/2サイズに切り分ける。コーヒーバッグにコーヒー粉を入れる。

1. コーヒー粉とイチゴ、ブルーベリーを入れたポットに常温水を注ぐ。
2.冷蔵庫で3~4時間ほど置く。
3. ミントの葉を浮かべてさらに1~2時間ほど置く。

ベリー類の甘酸っぱさはコールドブリューにベストマッチ。大きさや食感が異なる2種類のベリーを使うことで、食感やのど越しの変化も楽しめます。イチゴが手に入らないなら冷凍のラズベリーなどで代用するのも良いですね。

爽快な飲み心地!ライムミントのコールドブリュー

材料:コーヒー粉約40g、常温水500ml、ライム120g、ミントの葉(適量)、シロップ大さじ1~2杯
準備:ライムは薄くスライスしてさらに1/4サイズにカットする。コーヒーバッグにコーヒー粉を入れる。

1. コーヒー粉とライムを入れたポットに常温水を注ぐ。
2.冷蔵庫で3~4時間ほど置く。
3. スプーンなどでライムを軽くつぶした後、ミントの葉を浮かべてさらに1~2時間ほど置く。

皮が薄いのに果肉はたっぷりのライム。スプーンなどで果肉をつぶすと果汁があふれ、さらに爽やかな風味が増します。シロップをプラスすると、ライムの苦みがアクセントになった大人のデザートドリンクになります。

夏らしさ満点!グレープフルーツとパインのコールドブリュー

材料:コーヒー粉約40g、常温水500ml、グレープフルーツとパイナップル(缶詰)各60g、缶詰のシロップ大さじ1~2杯
準備:グレープフルーツは皮ごと薄くスライス、パイナップルは缶詰から取り出したものを1/4サイズに切り分ける。コーヒーバッグにコーヒー粉を入れる。

1. コーヒー粉とグレープフルーツ、パイナップルを入れたポットに常温水を注ぐ。
2.冷蔵庫で4~8時間ほど置く。
3. スプーンなどでフルーツを軽くつぶし、シロップをくわえる。

最後にくわえる缶詰のシロップがこのレシピのポイント。フルーツの風味を含んだシロップが美味しさを引き立てます。余ったフルーツをトッピングすれば、トロピカルな雰囲気に仕上がりますよ。

4.フルーツコールドブリューで暑い夏もさわやかに

コーヒーもフルーツも好きな方なら、ハマること間違いなしのフルーツコールドブリュー。香り高いコーヒーの魅力をそのままに、ビタミンたっぷりのさわやかな味を楽しめます。

この記事で紹介したレシピの他にも、キウイやレモンを使うなどアレンジの可能性はまだまだいっぱい。コーヒー豆の選び方、抽出時間、ミントやシロップの使い方などから、自分なりの美味しさを発見してみてくださいね。

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