ダルゴナコーヒーの作り方。失敗しないコツからアレンジレシピも紹介

韓国発のダルゴナコーヒー(タルゴナコーヒー)が、現在日本でもブームになっています。コーヒーの味を堪能しつつ見た目にもかわいいダルゴナコーヒーは、家でのカフェタイムをより楽しくしてくれますよ。今回は、普段からよく飲むコーヒーに替えて、簡単に作れるダルゴナコーヒーのレシピを紹介します。

1.韓国発のダルゴナコーヒーとは?

ダルゴナコーヒーは、ミルクの上にふわふわのコーヒークリームが乗った、韓国発のドリンクです。意味や由来を簡単に紹介します。

ダルゴナはカルメ焼きのこと

ダルゴナコーヒーのダルゴナは韓国語なので、日本人は名前からだとどんなコーヒーか連想しにくいかもしれません。

そもそもダルゴナとは砂糖を薄くカラメルのように焼いたお菓子のことで、韓国では古くから愛されています。見た目は日本の薄いおせんべいのようです。

ただ、コーヒードリンクに本物のダルゴナを使用しているのではなく、ダルゴナコーヒーの上部の泡立てたコーヒークリームがダルゴナの色合いに似ていることからその名前がついたとされています。
韓国では似た名前のダルゴナミルクティーも流行していますが、こちらはミルクティーに本物のダルゴナを砕いて入れたドリンクです。

ダルゴナコーヒーとタルゴナコーヒー、どっちが正解?

さて、ダルゴナコーヒーは時にタルゴナコーヒーと表現されることがあります。どちらが正しいのでしょうか。

ダルゴナは韓国語で달고나と表記しますが、冒頭の「달」という文字がタ・ダどちらにも読めるんです。実は韓国では、濁音や半濁音の概念がないと言われています。使い分けるためのルールは、2つの発音がある場合、文頭では濁らず文中や文末では濁ることです。このルールに照らし合わせると、文中で使用される時にダルゴナと発音するけれどタルゴナと言うケースもあるのかもしれません。
どちらも間違いではなく、日本ではダルゴナコーヒーという名称で浸透しているようです。

2.ダルゴナコーヒーの作り方&飲み方

ミルクの上にふわふわのコーヒークリーム。インスタ映えしそうなかわいいドリンクだけど、クリームを作るのが難しそうですよね。実は材料は3つのみ。作り方も簡単です。作り方と美味しい飲み方、失敗しないコツを紹介します。

材料

まずは材料を準備します。今回はインスタントコーヒーでなく、本格的にドリップしたコーヒー抽出液を使用したレシピをご紹介。コーヒークリームを作る食材は3種類ですよ。

・ドリップコーヒー 30ml
・砂糖 大さじ2杯(20~25g)
・ミルク 適量
・ハンドミキサー(または泡立て器)
・ボウル

作り方

1.いつもより濃い目に淹れたコーヒーと砂糖をボウルに入れ、砂糖がダマにならないようにひたすら混ぜます。
泡立て器で15分ほど、ハンドミキサーで5分ほど混ぜると、しだいにモコモコとしてきます。もったりとするまでしっかり混ぜることがポイントです。
焦げ茶色のコーヒーがカラメルのような薄い茶色になるまで、根気よく混ぜましょう。

2.グラスにミルクを半分から8分目くらいまで注ぎ、その上にゆっくりと泡立てたコーヒークリームを注いで完成です。

ハンドミキサーがない時は

ハンドミキサーがない場合は、泡立て器などで自力で混ぜます。400回以上混ぜて作るダルゴナコーヒーという紹介がキャッチフレーズのようになっているドリンク。泡立て器で400回以上、時間にして約15分かかることから、韓国ではおうち時間の暇つぶしになると一気に人気が高まりました。

泡立て器以外に混ぜるのにおすすめの方法が、シェイクです。袋やペットボトルに淹れたコーヒーとお湯を入れて、あとはひたすら振るだけ。しだいにもったりとしたコーヒークリームができあがります。使い終わった容器をそのまま捨てられるので、洗い物がでないこともメリットです。振る時間は5分~10分程度が適しています。

失敗しないコツ

ダルゴナコーヒーの失敗、それは、コーヒークリームが泡立たないことです。では、そもそもなぜコーヒーと砂糖を混ぜると泡立つのでしょうか。どうやらメレンゲが泡立つ仕組みと同じようです。

メレンゲには起泡性(泡立ち)や空気変性(空気に触れて硬化する)を持つタンパク質が含まれており、たくさん混ぜることで泡立ちはじめます。この泡立ちを助け、クリームの状態を維持するのに欠かせないのが砂糖です。砂糖には食材の成分を安定させる働きがあるとされ、反対に言うと砂糖がなければ泡立ちは消えてしまうことになります。

ダルゴナコーヒーのコーヒークリームが泡立つのもこの仕組みと同じとすると、砂糖なしでは失敗してしまう可能性が高いというのが一説です。さらに、混ぜ合わせるコーヒーと砂糖の量も大切です。ダイエットしているからと砂糖をカットしたり減らしたりすると、理想のクリームができないかもしれませんので、レシピ通りに作りましょう。時間をかけすぎず手早く混ぜることも泡立ちのポイントのようです。

美味しい飲み方

ダルゴナコーヒーの上のクリーム部分は、砂糖が入っているとはいえ通常よりはるか濃いコーヒーを淹れているので、味わいは少しビターです。まずはそのビター加減を楽しみつつ、ミルクと混ぜ合わせながら飲むのが美味しい飲み方です。ミルクとコーヒークリームを全て混ぜるとカフェラテのような味になります。

苦いコーヒーが苦手な人は、はじめからよく混ぜて飲んだり上からココアパウダーを振りかけたりすると、苦さが軽減されて飲みやすくなるので試してみてください。

3.ダルゴナコーヒーをアレンジしてみよう

そのままでも十分に美味しくてかわいいダルゴナコーヒーですが、ひと工夫加えることでさらに進化します。簡単にできるアレンジレシピを紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ココアや抹茶で作る時は卵白や生クリーム必須

コーヒーを違うものに置き換えれば、簡単に別の味のクリームが作れるのでは?と思うところですが、残念ながら泡立ちにくいようです。

先ほども紹介したとおり、泡立つためにはその特性をもったタンパク質などが必要になります。コーヒーもその成分が含まれているので泡立ちますが、ほかの飲み物では泡立たない場合がありますし、同じコーヒーでも成分の違いによって泡立たない場合があるようです。

ココアや抹茶などコーヒー以外でクリームを作る時は、卵白や生クリームなど泡立つ特性があるものをプラスします。どちらか一方、もしくは両方入れてもOKですよ。ポイントは、生クリームにしろ卵白にしろココアや抹茶と全て混ぜてしまわずに、少量を単独で泡立てることです。最後に2つのクリームを足してざっくりと混ぜると、ふわふわとやわらかいクリームができます。

ミルクにコーヒーゼリーをイン

スタンダードなレシピはミルクを使用していますが、豆乳やアーモンドミルクに置き換えても良いでしょう。さらに、ミルクにお菓子を入れると簡単にスイーツに変身します。コーヒーゼリーは味に統一感があり、もったりとしたコーヒークリームと抜群の相性です。クッキーやビスケットを入れるとミルクが染み込んで柔らかくなり、コーヒークリームと食べればケーキのような味わいになりますよ。

作り方が簡単で火を使わないので、お子様とのおやつ作りのテーマにもぴったりです。

コーヒークリームにアイスやフルーツを乗せて

コーヒークリームの上にいろいろなトッピングをするだけで、オリジナルのダルゴナコーヒーができます。

チョコレートやクッキーなど、割ったり砕いたりしてクリームの上にトッピングしましょう。見た目も鮮やかで一気にカフェメニューのようになります。アイスクリームを載せるのも豪華です。
お菓子作りの材料が家にある人は、アラザンを振りかけるとキュートな見た目でかわいいスイーツが完成します。

その他にも、ミルクを温めてホットミルクにしコーヒークリームを載せ、さらにその上にマシュマロを載せるアレンジもおすすめです。温かいスイーツでほんわかとリラックスできそうですね。
ホットミルクを使用するとコーヒークリームが混ざっていくのも早いので、さっと素早く載せるのがポイントです。

4.おうちで気軽にダルゴナコーヒーを作ってみよう

韓国からはじまり、じわじわと人気を集めているダルゴナコーヒーのレシピを紹介しました。飲み物として馴染みの深いコーヒーを、ひたすら混ぜて完成するもっちりふわふわのクリーム。コーヒーの楽しみ方がまた一つ増えますよね。簡単なレシピで、家がおしゃれカフェに早変わり。アレンジレシピも参考にしながら、おうちでのダルゴナコーヒーをぜひ楽しんでください。

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