『コーヒー×チョコレート』好相性の秘密とおすすめの食べ合わせ

『コーヒー×チョコレート』好相性の秘密とおすすめの食べ合わせ

ホッと一息の休憩に、コーヒーと一緒に楽しみたいチョコレート。苦味と甘さのハーモニーで、ついクセになってしまう組み合わせです。そんな相性バッチリのコーヒーとチョコレートですが、その好相性には様々な秘密があるんです。今回はコーヒーとチョコレートの好相性の秘密と、おすすめの食べ合わせについてご紹介します。

1.コーヒーとチョコレートの相性の秘密は共通点にあった

コーヒーとチョコレートって本当によく合いますよね!どうしてこんなに相性がいいの?と不思議に思いませんか。その理由を紐解くとともに、コーヒーとチョコレートの互いが引き立つおすすめの食べ合わせをご紹介します。

1-1.コーヒー豆とカカオ豆の共通点

コーヒーの原料となるコーヒー豆と、チョコレートの原料となるカカオ豆にはいくつかの共通点があります。まず、いずれも果実が成熟すると、緑色から黄色または赤色に変化すること。果実の中の種子を加工してコーヒーやチョコレートが作られていること。生物学的にはさほど近くないコーヒー豆とカカオ豆ですが、なんだか似ていますね。

1-2.焙煎やグラインドなど加工の方法

加工の方法も似ています。カカオ豆は収穫したあと発酵、乾燥、焙煎し、それをすり潰したものがチョコレートの原料であるカカオマスになります。コーヒーも同じように、収穫後に乾燥、焙煎し、それを挽いてコーヒー粉にするのです。さらに、産地によってはコーヒー豆を洗って発酵する工程があり、同じような加工をしていることになりますね。また、コーヒーもチョコレートも、複数の品種の豆をブレンドして特徴を出すのが一般的で、それも共通点といえるでしょう。

1-3.苦みや酸味など味の成分が似ている

コーヒーの原料となるコーヒー豆とチョコレートの原料となるカカオ豆は、いずれもカフェインや抗酸化物質のポリフェノールを含み、苦味があります。また、コーヒー豆にはキナ酸やクエン酸、カカオ豆には酢酸やシュウ酸などの酸味成分が含まれています。コーヒーとチョコレートは味を構成する成分にも共通点があるため、組み合わせたときの相性がよいのです。

2.コーヒーの栽培や収穫について

コーヒーの栽培や収穫について

コーヒーは北緯25度線と南緯25度線との間の温暖で乾燥した地域で盛んに栽培され、その地域を「コーヒーベルト」と呼びます。直射日光を避けるためにシェードツリーといわれる木陰を作る目的での植物を一緒に植えることがあるそうです。収穫は手作業と機械によるものの2種類があります。

3.チョコレートの栽培や収穫について

カカオは北緯20度線と南緯20度線との間が栽培に最適とされています。また、カカオの栽培の際にもシェードツリーが植えられることがよくあり、コーヒー栽培と共通していますね。カカオは実のなり方が不規則であるという特性があるため、収穫は手作業で行われます。

4.コーヒーとチョコレートのおすすめの食べ合わせ

コーヒーとチョコレートのおすすめの食べ合わせ

共通点の多いコーヒーとチョコレート。おいしさのハーモニーを味わえる、おすすめの食べ合わせを見ていきましょう。

4-1.甘めのミルクチョコレート×すっきりとしたブラックコーヒー

ミルクや砂糖を入れないほろ苦いブラックコーヒーのお供には、甘めのミルクチョコレートがおすすめ!一般的なミルクチョコレートはカカオ分が40%程度、残りが砂糖や乳成分となるので、コーヒーに入っていない砂糖や乳成分をチョコレートで補うようなイメージです。バランスの取れた万人受けしそうな組み合わせです。

4-2.ビターチョコレート×まろやかなカフェラテ

一般的なチョコレートに比べカカオ分を70%~95%と多く含むハイカカオのビターチョコレートが最近人気を集めています。そんなビターチョコレートは、まろやかなカフェラテと組み合わせてみてはいかがですか?エスプレッソにたっぷりのフォームドミルクを加えたカフェラテと、甘みやまろやかさの少ないビターチョコレートはベストカップル。ビターチョコレートの苦味と酸味をカフェラテが中和してくれます。

4-3.ナッツやフルーツ系のチョコレート×フルーティーな浅煎りのコーヒー

チョコレート菓子の中でも根強い人気を誇る、プラリネ入りのトリュフ、フルーツフレーバーのチョコレート、マンディアン、ナッツ&フルーツバーなどナッツやフルーツを使ったチョコレートには、フルーティーな浅煎りのコーヒーを合わせるのがおすすめです。コーヒーは焙煎の度合いによって大まかに浅煎り、中煎り、深煎りと分類されますが、浅煎りから深煎りになるにつれて酸味が減少し、苦味が増加します。浅煎りコーヒーならフルーツの酸味とコーヒーの酸味がリンクして好相性となりますし、深煎りコーヒーに特徴的な、強い苦味やロースト香でナッツやフルーツの風味が打ち消されてしまうこともありません。

5.コーヒーとチョコレートの組み合わせは奥深い!

コーヒーとチョコレートの好相性の理由やおすすめの食べ合わせを見てきました。食べ合わせは一般的な3種類をご紹介しましたが、コーヒーもチョコレートも多種多様なバリエーションがありますので、好みやシチュエーションに合わせてアレンジすれば楽しみ方は無限大。自分だけの組み合わせを探してみてはいかがでしょうか?

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