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【相性抜群】コーヒーとチーズを楽しもう!おすすめの焙煎度合いやレシピを紹介

コーヒーとチーズは意外と食べ合わせが良く、それぞれの良さを引き立たせる好相性の組み合わせです。北欧では、古くからコーヒーとチーズを使った飲み物が伝わっています。この記事では、コーヒーとチーズのおすすめの組み合わせや自宅で簡単に作れるおすすめレシピを紹介します。

1.チーズとコーヒーの組み合わせについて

チーズに合う飲み物と聞くと、ワインをイメージする方が多いかもしれません。もちろんワインも相性が良いのですが、実はコーヒーもチーズによく合うの飲み物なのです。まずは、コーヒーとチーズが好相性な理由や、チーズとコーヒーを組み合わせた飲み物を紹介します。

コーヒーとチーズは好相性

コーヒーとチーズの組み合わせは、本当に美味しいのか疑問に思う方もいるでしょう。意外性のあるこの組み合わせは、コーヒーの苦味とチーズのクリーミーさがそれぞれ引き立ち、癖になる美味しさ。

コーヒーに多種多様な銘柄があるのと同様に、チーズにもさまざまな種類が存在します。そのなかでも特にコーヒーにおすすめなのは、口あたりが滑らかでフレッシュなものです。コーヒーと一緒に食べると、鼻に抜けるチーズの香りとミルクのような優しい風味を感じられます。

コーヒーチーズという食べ方も

コーヒーにチーズを浸す食べ方が存在するのをご存知でしょうか。ワインの場合だとチーズを浸けて食べることはないので、この食べ方はコーヒーならではとも言えるでしょう。コーヒーチーズと呼ばれるこの食べ方、北欧では伝統的なスタイルでもあるのです。

日本でも、コーヒーとチーズを組み合わせたドリンクを販売している店が存在します。ファッションのようにドリンクにもブームがありますが、コーヒーチーズが流行となる日がいつか来るかもしれません。

北欧の伝統的な飲み物カフェオスト

先述したように、北欧ではコーヒーにチーズを入れた伝統的な飲み物があります。粗挽きのコーヒーを煮出して抽出し、チーズを入れたカフェオストと呼ばれるこの飲み物は、北欧の先住民族であるサーミ人が好んで飲んだと言われているのです。

オストとは、スウェーデン語でチーズという意味。チーズは溶けるタイプではなく、なるべく溶けにくいものを入れるのがカフェオストのポイントです。
このことからも、チーズとコーヒーは古来より親しまれてきた、好相性の組み合わせと言えるのではないでしょうか。

2.おすすめのチーズの種類とコーヒーの焙煎度合い

チーズには、さまざまな種類があります。それぞれ香りや味わいが大きく異なるので、コーヒーに合わせるにはどんなものが良いのか迷ってしまうかもしれません。ここからは、コーヒーに合わせたいチーズの種類や、おすすめの焙煎度合いを紹介します。

クリームチーズ

白くてきめが細かく、滑らかなクリームチーズはコーヒーと特に相性が良いと言っても過言ではありません。一番有名なものは、マスカルポーネです。食べたことがある方も多いのではないでしょうか。

マスカルポーネの他には、ブリヤ・サヴァラン・フレやブルサンが代表的です。爽やかで癖のない酸味があり、クリームのようにやわらかいのでスイーツ感覚で楽しめます。

そんなクリームチーズにおすすめなのは、ほのかな香ばしさに酸味をしっかりと感じられる、浅煎りのコーヒー。チーズのクリーミーさとコーヒーの酸味と苦味が合わさり、豊かな味わいを感じさせてくれます。

シェーブルチーズ

ヤギの乳から作られたチーズを、シェーブルチーズと呼びます。ヤギの乳には特有の風味があるため、好みが分かれるかもしれません。

熟成度合いによっても味わいが異なりますが、コーヒーに合わせるならあまり熟成していないものが良いでしょう。穏やかな塩味と酸味が感じられ、やわらかい口あたりなのでシェーブルチーズを初めて食べる方にも挑戦しやすいかと思います。

シェーブルチーズに合わせたいコーヒーは、浅煎りよりのやや酸味があるマイルドなタイプ。チーズの塩味を打ち消すことなく、それぞれの良さを引き出してくれます。

ウォッシュチーズ

外皮に覆われた見た目が特長的なウォッシュチーズ。香りが強いことでも有名です。エポワスやマンステール、ピエ・ダングロワが代表的と言えるでしょう。

香りの強さは、チーズの外皮から発生しています。生産過程で塩水やお酒で外皮を洗い、チーズの熟成させていくのです。使用されるお酒の種類はビールやワイン、ブランデーなど生産される場所によって異なり、それに合わせて風味も変化します。

外皮の内側は、香りや癖が少なくしっとりとマイルドな口あたりなので、強い香りを避けたい場合は外皮を取ってから食べてみてください。

ウォッシュチーズに合うコーヒーは、深煎りで酸味が控えめなタイプです。コーヒーの香ばしさと、チーズの香りのバランスを体験してみませんか。

白カビチーズ

チーズの表面に白カビを発生させて熟成したものを、白カビチーズと呼びます。その名の通り、表面が白いのが特長的。カマンベールやブリヤ・サヴァラン・アフィネ、サンタンドレなどが白カビチーズのなかでも有名です。

やわらかくもちもちとした食感と、クリーミーな口溶けに病みつきになる方も多くいます。クリームチーズと同様に、スイーツのような口あたりを楽しめるでしょう。

コーヒーは、白カビチーズのクリーミーさを打ち消さない軽やかでさっぱりとした中煎りのブレンドがおすすめです。もっちりとしたチーズを、癖のないあっさりとしたコーヒーで流し込んでみてください。

3.自宅でできるコーヒーとチーズのレシピ

コーヒーとチーズの組み合わせを、自宅でも気軽に楽しんでみてみませんか。ここでは、自宅で簡単にできるコーヒーとチーズを合わせたレシピを紹介します。ぜひ挑戦してみてください。

コーヒーハニーチーズ

コーヒーパウダーを使った、すぐにできる簡単レシピです。

好みのスライスチーズを用意し、その上にコーヒーパウダーを振りかけます。最後にはちみつをかければ、コーヒーハニーチーズの完成です。

コーヒーの香ばしい香りとチーズの風味、はちみつの甘さが組み合わさって贅沢な味わいを楽しませてくれます。お酒のおつまみにはもちろん、コーヒーのお供にも最適な簡単おやつです。

カフェオスト

北欧の伝統的なコーヒードリンクは、自宅でも作れます。作り方は簡単。角切りにしたチーズをカップに入れ、ホットコーヒーを注ぐだけで完成です。

チーズはやわらかいものではなく、コーヒーに溶けにくいタイプを選ぶとより本格的です。じわじわと時間をかけてチーズが溶けだしていき、コーヒーの風味に変化を付けてくれるでしょう。コーヒーもドリップやインスタントではなく、粗挽きにしたものを煮出すと北欧の伝統的なスタイルを再現できます。

クリームチーズコーヒー

クリームチーズを使ったフレーバーコーヒーです。まずはクリームチーズを電子レンジで温め、7分立ての生クリームと砂糖を合わせておきます。

コーヒーを抽出したら、カップにチョコレートソースとチーズを入れます。上からコーヒーを注いで、フォームミルクを乗せて、ココアパウダーを振りかければ完成。

見た目も華やかなカフェ風フレーバーコーヒーは、来客のおもてなしにも最適です。

コーヒーの淹れ方にもこだわって、さらに美味しさに磨きをかけてみてはいかがでしょうか。こちらの記事では、ドリップコーヒーの美味しい淹れ方を解説しています。

4.コーヒーとチーズの組み合わせを楽しんで

コーヒーとチーズは、意外にも好相性です。チーズもコーヒーもさまざまな種類があるので、自分のお気に入りの組み合わせを見つけてみてはいかがでしょうか。気分に合わせて組み合わせを変えてみるのも、面白いかもしれません。とびきりのコーヒーとチーズで、おうち時間を楽しんでくださいね。

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