フォトグラファー直伝!インスタ映えするコーヒーの撮り方&写真加工

自宅でこだわりの一杯を淹れた時やコーヒーとスイーツでおうちカフェを楽しんでいる時など、そのシーンを写真に収めたくなりますよね。しかし実際に撮ってみると、構図や色合い、光加減が思うようにいかず、おしゃれに写せないと悩むこともしばしば…。

今回は、毎日のコーヒータイムをもっとおしゃれに撮影するコツを、フォトグラファーのおかりなさん(@ocariii7)に伝授していただきます。いくつかのポイントさえ押さえておけば、自宅やカフェでおしゃれな写真が撮れちゃいます♪

1.おかりなさんプロフィール紹介

芸術専門学校在学中に東南アジア11カ国を回り、大好きな動物をテーマとした作品撮りに取り組む。現在はフリーフォトグラファーとして東京を中心に活動し、人物や動物のポートレートから風景、料理など幅広いジャンルを撮影。大手企業のキャンペーンポスターやキーヴィジュアルを手掛けている。

2.撮り方講座① 香りが伝わる。コーヒードリップシーン編

いつものドリップシーンを、よりおしゃれで美味しそうに撮る方法をご紹介します。普段と同じ要領でコーヒー豆を挽き、フィルターを敷いたドリッパーに入れて準備します。

斜光撮影でおしゃれな雰囲気をつくる

おかりなさんが撮影を行う際に、最も重要視しているというのが「光のコントロール(ライティング)」。中でも、斜めから光を当てる「斜光撮影」と呼ばれる撮影法を使うことで、初心者でも簡単におしゃれで美味しそうなコーヒーの写真が撮れると言います。

まず、テーブルに光が当たっていない場合は、写真のように窓際までテーブルを移動させ、自然光が充分に当たるようにしましょう。直射日光が強すぎる時は、カーテンで調節することでより柔らかい自然光を当てることができます。

被写体に対してほどよい陰影をつくるイメージで、斜めから光を差し込ませます。そして、ドリッパーにお湯を注ぎ、「蒸らし」のタイミングでシャッターを押します。この時、ピントがしっかりドリッパーに合っているか確認しましょう。スマートフォンで撮る場合は、シャッターを押す直前でドリッパーをタップすることでフォーカスされます。

さらにローアングルでドリッパーから立ちのぼる湯気を写すとコーヒーの温度感が伝わる美味しそうな写真に!背景を濃いめにしておくと白い湯気が際立ち、とらえやすくなります。

NGパターン

ピントがドリッパーの中に合っていなかったり、近くのミルや小物が中途半端に写っていないか注意しましょう!

3.撮り方講座② こだわりの一杯を美味しそうに撮る方法

ドリップシーンが撮れたら、お次はコーヒーの撮影に挑戦してみましょう。コーヒーを撮る際におかりなさんが意識してほしいと言うのが「ハイライト」と「奥行き」。

水面にハイライトを入れて‟シズル感”を出す

真っ黒なブラックコーヒーをそのまま撮るとマグカップの中が漆黒になってしまい、味気ない写真になってしまいます。美味しそうに撮るには、先ほどと同様に「斜光撮影」で光を取り込みつつ、コーヒーの水面に光を反射させるようなイメージでハイライトをつくるのが効果的だそうです。

マグカップの中に光が入ることで、漆黒ではないコーヒーの色を出すことができます。こういった写真の表情や臨場感を業界用語で‟シズル感”なんて呼んだりしますが、食べ物や飲み物を美味しそうに撮影する上では、とても大切な要素であると言えます。

スマートフォンで撮る場合は、カメラレンズが少し広角になっているため、余分なものが写らないように斜め上からの撮影がおすすめです。

ボカシを利用して‟奥行き”をつくる

奥行きのある写真を撮るには、ボカシを上手く使うことが大切です。

お菓子などの小物をコーヒーの対角線上(コーヒーに対して斜め)に置いて、コーヒーにピントを合わせます。真横ではなく対角線上に置くのは、コーヒーにピントを合わせた時にお菓子がぼけるようにするためです。真横に置いてしまうとどちらにもピントが合ってしまい、奥行きのない平坦な写真になってしまうので注意しましょう。

アイスコーヒーはミルクを入れる瞬間をとらえる

アイスコーヒーの場合は、光を当てすぎると麦茶のような色になってしまうため、光を調節したりミルクを入れてコーヒーであることがわかるようにします。

ミルクが沈殿していく瞬間をとらえると、アイスコーヒーらしいおしゃれな写真が撮れます。しかし一人で撮るには少々タイミングが難しいため、カメラをスタンバイさせた状態で友人にミルクを入れてもらうのがおすすめだそうです。

自宅にあるものを使ってもっとおしゃれに

自宅にあるお菓子や小物と一緒に撮ることで、可愛らしい「おうちカフェ」の写真を撮ることができます。お菓子がない場合は、角砂糖やコーヒー豆で代用できます。

<おかりなさんおすすめアイテム>
・花
・ドライフラワー
・布(麻など)
・花瓶
・サービングプレート

真上から撮る「俯瞰撮影」はInstagramでも人気の撮り方ですが、このようにピントがコーヒーのみに合っているとせっかくテーブルに置いたコーヒー豆がぼけぼけになってしまいます。俯瞰撮影をする際はボカシをおさえ、テーブル全体にピントが合うようにすると綺麗な写真が撮れます。

4.番外編 フィルター&加工でおしゃれな雰囲気をUP

写真に合ったフィルターや加工を施すことで、よりおしゃれな雰囲気を出すことができます。おかりなさんおすすめの加工は「暖色系のフィルター」と「セピア感のあるフィルター」。

暖かみのある色はよりカフェのような優しい印象、セピア系のフィルターは無機質でかっこいい印象に!

セピア系のフィルター加工を施すと全体的に白っぽくなりますが、そこにあえて白い文字を入れるとInstagramで映えるおしゃれな写真になります。

コーヒーの写真をSNSにアップする際は、ぜひ試してみてください♪

5.撮り方をマスターしておしゃれな写真を撮ろう♪

身近なものでありながら、意外と撮るのが難しいコーヒー。まずはたくさん撮ってみることで、少しずつコツを掴んでいけるかもしれません。おかりなさんに伝授していただいた撮り方のポイントを意識しながら、自宅やカフェでコーヒーを撮影してみてください♪

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