大満足の「コーヒードリッパー」で美味しいコーヒーを淹れよう!レベル&利用シーン別の選び方

好きなコーヒー粉をセットして、上からゆっくりお湯を注ぎながら香りや雰囲気を楽しむドリップ式コーヒー。美味しく楽しく味わうために、道具の1つである「コーヒードリッパー」も自分にぴったり合うものを使いたいですよね!

でも、いざ探してみると素材や形状などいろんなタイプがあってどれがいいのか迷いがち。結局は、今使っているもので我慢してしまう人も多いのではないでしょうか。

ここでは、

「本当に自分に合うものはどれ?」

「もっと淹れやすいものはない?」

と、コーヒードリッパーをお探し中のあなたへ、選ぶ際のポイントとスキルに合わせたおすすめのドリッパーをご紹介!美味しい淹れ方やドリッパーに残ったコーヒーかすの活用法もお届けします。

あなたにぴったりなコーヒードリッパーを見つけて、美味しい本格コーヒーを今よりもっと楽しみましょう!

1.ドリッパーにこだわって大満足の本格コーヒーを

ドリップ式コーヒーに欠かせない「コーヒードリッパー」。コーヒー粉の入ったフィルターをしっかりと固定するための器具です。

バリエーションが豊富なので、自分のスキルや好みの味、使用するシーンなどにぴったりなものを選べるのが魅力。

・素材
・形状
・穴の数
・フィルター
・サイズ

このようにたくさんの種類があり、それぞれで「できあがりの味」や「使い勝手」が大きく変わります。

慎重に選んだドリッパーでコーヒーが淹れられれば、心も身体も大満足!あなたの選ぶお気に入りのコーヒー豆も、きっと喜んでくれるでしょう。

2.コーヒードリッパーは何を重視したい?

ドリッパーを選ぶ際、コーヒーの味や見た目など重視したいポイントを考えてみましょう。

安定して美味しい味が飲みたい

・時間がなくて少し急いでいるとき
・ドリップの時間をじっくり楽しめるとき

どちらでも、同じ味の美味しいコーヒーを味わいたい!そんな人には、お湯を注ぐスピードやコーヒー粉とお湯が触れるタイミングに関係なく、同じ味が出せるタイプが向いています。

たとえば、お湯を注ぐだけで適切なスピードでコーヒーが抽出できたり、側面に湯量のメモリがついていたり。お湯の注ぎ方や抽出時間の調整に自信のない人にもおすすめです。

自分好みの味に調節したい

・自分はどんなコーヒーの味が好きなのかを見つけたい
・同じコーヒー豆とドリッパーで、いろんなコーヒーの味を楽しみたい

そんな人は、お湯をコントロールしながら味に変化が付けられるタイプが向いています。

たとえば、簡単なアタッチメントの交換でお湯の流れるスピードをコントロールできるもの。コーヒーの濃さが変えられるので、さっぱりした味もコク深い味も幅広く楽しめます。

好きなデザインがいい

・食器棚に飾りたい
・見てるだけで癒やされたい

そんな人は、デザインを見てから機能性や価格をチェックするのがGOOD。お気に入りのドリッパーで、コーヒーの香りや味だけじゃなく気分的にも大満足できます。

デザインの好みは人それぞれですが、ドリッパーのデザインもバラエティー豊か。日本各地の有名な焼き物やぱっと見てドリッパーには思えないものなど、ほかにはない自慢したくなるようなタイプもあります。

使いやすいものがいい

毎回のお手入れを簡単にしたい
1日にたくさんコーヒーを淹れたい
そんな人は、コーヒー粉をセットする「フィルター」にご注目。コーヒー粉が直接触れるので、毎回のお手入れが欠かせない部分です。

いつも清潔でコストも抑えられれば、気軽に美味しいコーヒーがたくさん楽しめそうですよね。たとえば、コーヒーかすをこぼさずに捨てられるものや、くり返し使えてコストがかからないものなど。味わいもそれぞれ異なります。

3.コーヒードリッパーの種類を知ろう

ドリッパーの素材や形状などには、それぞれいくつか種類があります。各特徴を知って、「どんな味になるのか」「どんな風に使うのか」などを確認していきましょう!

素材

【プラスチック製】
素材の中で、もっとも気軽に扱える「プラスチック製」。ガラス製や陶器製に比べて、軽量で落しても割れにくく、比較的安全に使えます。価格はリーズナブルなものが多く、手軽に買えるのがポイント。地域のイベントや学校行事など臨時で使いたい人にも最適です。

ただ、傷がつきやすかったり劣化するとひび割れがおきたりするので、定期的な買い替えが必要。また、保温性が低いのでお湯を注いで蒸らす際に温度が下がりやすく、コーヒーの温度や味わいが変わってしまうおそれがあります。

【ステンレス製】
熱伝導率がもっとも高い「ステンレス製」。プラスチック製とは違い、蒸らし中でも温度が下がりにくく美味しいコーヒーが淹れられます。

重さは製品によってさまざまですが、耐久性はピカイチ。割れたりひび割れたりする心配がなく、清潔にお手入れをしておけばとても重宝します。携帯性に優れているので、キャンプやバーベキューなどのアウトドアにも最適。

【ガラス製】
キレイな透明感が魅力の「ガラス製」。デザイン性の高いものが多く、高級感があります。割れやすいので携帯には向いていませんが、耐久性は高め。慎重に取り扱えば長く愛用でき、おしゃれなインテリアとしても映える素材です。

保温性が低いので、コーヒーを抽出する際は事前にお湯でしっかりと温める必要があります。

【陶器製】
もっとも一般的に使われているのが「陶器製」。適度な重みで安定しやすく、保温性・耐久性にも優れている素材です。日本の有名な焼き物を用いた製品もあり、デザイン性もばっちり。

こちらも、ガラス製と同様保温性が低いので、コーヒーを抽出する際は事前にお湯でしっかりと温める必要があります。

形状

【円錐】
コーヒーが抽出されながら、下に向かってスルスルと落ちていく形状。コーヒー粉とお湯が触れる時間が短く、すっきりとした味わいになります。

側面の溝は「直線」「スパイラル」の2種類が主流。曲線が多いほど流れるスピードが遅くなり、ややコクのあるコーヒーが抽出できます。

【台形】
ドリッパーの底にお湯が溜まってから、コーヒーが抽出される形状。コーヒー粉とお湯が広範囲に触れ、成分がしっかりと抽出されたコク深い味わいになります。

円錐とは違い、穴の数がいくつか展開されているのも特徴。多くなるほど抽出時間が短くなり、あっさりめのコーヒーになります。

穴の数

【1つ】
注いだお湯が1点に集中して流れて落ち、コーヒー粉と触れる時間が長め。成分がしっかりと抽出された濃いめのコーヒーが抽出できます。

【3つ】
注いだお湯が分散して流れて落ち、コーヒー粉と触れる時間はスピーディー。すっきりとした薄めのコーヒーが抽出できます。

フィルター

【ペーパーフィルター】
ドリッパーに、フィルター状になった使い捨ての紙をセットするタイプ。抽出後にサッと交換できるので、ドリッパーを水で洗わずにくり返しコーヒーが淹れられます。

抽出後のコーヒーかすをこぼさずに、まとめて捨てられるのも魅力。形状は、ドリッパーと同じものを使うのが基本です。

【ステンレスフィルター(ペーパーレス)】
ドリッパーのフィルター部分に直接コーヒー粉がセットできるタイプ。微細な穴にコーヒー粉が詰まりやすいですが、くり返し洗って使えるので環境にやさしく、何度淹れてもペーパー代はかかりません。

ペーパーでは除去されてしまうような酸味・甘味・苦味がダイレクトに抽出できるので、コーヒーの風味は強め。一方で、取り除けるはずのコーヒー粉が落ちやすく、コーヒー豆の挽き目が細いほどざらっとした舌ざわりになります。

【セラミックフィルター(ペーパーレス)】
ドリッパーのフィルター部分がセラミック(陶器)になっているタイプ。または、セラミックフィルターがセットできるタイプ。

微細な穴の特有の効果で、お湯の不純物を取り除き、口あたりが良くまろやかなコーヒーが抽出できます。こちらも、くり返し洗って使えるペーパーレス。

サイズ

【1杯分】
寝起きの1杯、食後の1杯を淹れる量に向いているサイズ。1杯分に適したコーヒー粉やお湯の量、抽出時間なので、より美味しいコーヒーが味わえます。

【2杯以上分】
2人分など、1度にたくさん淹れる量に向いているサイズ。お湯やコーヒー粉の量に幅があり、大きすぎると調整が難しく少量のコーヒーが淹れにくくなります。

4.安心&新チャレンジ!自分に合うドリッパーはコレ

いろんな種類を見て、どんなドリッパーが気になりましたか?好みで選ぶのはもちろん、今の自分のスキルに合わせるとさらに美味しいコーヒーが楽しめるようになりますよ。

初心者・中級者・上級者の3つに分けて、おすすめのドリッパーをご紹介しますね。

初心者におすすめ

まだ、自分好みのコーヒーが見つけられない人は、お湯やコーヒー粉の量・お湯の注ぎ方・抽出時間の調整が難しいと感じているはず。コーヒーを美味しく味わうなら、特別な技術がいらず、注ぎ方がブレても安定して抽出できる1つ穴の台形型ドリッパーがおすすめです。

素材は、軽量で扱いやすい「プラスチック製」、またはお湯を注いでも安定感のある「陶器製」を。コーヒーの抽出が上手になったときに買い換えたいなら、初めはリーズナブルな価格を選ぶのが良いでしょう。

コーヒードリッパー・ドリッパーポット・ペーパーフィルター・軽量スプーンなど、必要なものがまとめて買えるセットタイプもあります。注ぎ方や量の基本が学べる力強い味方です。

中級者におすすめ

もっといろんな味のコーヒーにチャレンジしたい人は、好みの味が作りやすい自在性のあるドリッパーを。いくつかのアタッチメントを使い分けることで、濃さが自由に調整できるタイプがあります。

どんなコーヒー豆でも本来の味が出せるように、溝の形状はムラなく抽出できる「スパイラル」がおすすめ。ゆっくり落とした濃いめのコーヒーが良いなら「1つ穴の台形型」、すっきりとバランスの取れたコーヒーが良いなら「3つ穴の台形型・円錐形」が向いています。

上級者におすすめ

どんな形状でも最適なコーヒーの味が出せる!そんなあなたはドリッパーの価値にもこだわってみましょう!おしゃれなデザイン、有名な焼き物のちょっと高価な陶器製。一見、ドリッパーには見えないような独創的な製品もあります。

湯量がコントロールでき、濃い味も薄い味も出せるタイプを選ぶのがポイント。いつもの味に飽きにくく、コーヒータイムがより楽しめます。

5.自宅orアウトドア?各シーン向けのドリッパーはコレ

あなたがコーヒーを淹れる場所はどこでしょうか?ドリッパーの利用シーンに合わせると、使い勝手がよく長持ちしやすくなります。

アウトドア(キャンプ・登山・車中泊など)

楽しいアウトドアで本格コーヒー!

ドリッパーは「ステンレス製」が人気です。

・衝撃に強い
・保温性が高い
・折りたたみ式

車で走行中も、登山中も割れるおそれがないので安心。もっとも温度を保ちやすく、冷気にさらされやすい屋外でも熱々の本格コーヒーが味わえます。折りたたみ式のタイプなら、バッグへコンパクトに収納できるので大変便利!荷物のスペース削減に役立ちます。

自宅

お家で楽しむ本格コーヒー!

バッグに入れてガチャガチャと持ち運ばないので、取扱いの難しいガラス製・陶器製でも安心。杯数や自分のスキルに合わせながら選ぶと、レベルアップにつながります。

自分のコーヒータイムに1杯ずつ淹れ直したいなら、コーヒーかすだけサッと捨てられるペーパーフィルターがおすすめ。練習用に安いものを用意して、ドリップ式コーヒーの淹れ方をマスターするのもGOODです。

友人や家族にコーヒーをふるまうときは、デザインにも注目!会話のきっかけになり、その場の雰囲気を盛り上げてくれるかもしれません。

6.コーヒードリッパーでおいしいコーヒーを淹れてみよう

さて、お気に入りのドリッパーがGETできたら、いよいよ楽しいコーヒータイム♪ドリップ方式コーヒーならではの雰囲気を味わいながら、おいしいコーヒーを淹れてみましょう。

ドリッパーがGETできたらそろえたいアイテム

・コーヒーミル|コーヒー豆をコーヒー粉にするもの
・フィルター|コーヒー粉を入れるもの(必要に応じて)
・電気ケトル、やかん|お湯を作るもの、注ぎ口が細いもの
・ドリッパースタンド|ドリッパーを支えるもの
・マグカップ|コーヒーを注ぐもの
・コースター|マグカップ下に敷くもの

コーヒーを淹れる際は、このようなアイテムのラインアップが理想的です。フィルターをセットするなら、ドリッパーの形状に合わせて。ケトルは、ゆっくりとお湯が注げるように注ぎ口が細いものを選びましょう。

マグカップやコースターは、お好みでOK!自分の名前入りや、夫婦でおそろい・色ちがいのものも良いですね。

基本の手順

実際の作り方は以下のとおりです。

1.ドリッパーの上にフィルターをセットする
2.フィルターに挽いたコーヒー粉を入れ、軽く揺らして平らにする
3.ドリッパーをマグカップの上に置く
4.電気ケトルで多めにお湯を沸かす
5.カップにお湯を注いで容器を温める
6.そのお湯を移すか、少し待って適温(約90度)にする
7.コーヒー粉の上に少量のお湯を注ぎ、コーヒー粉の膨らみを確認する(約30秒)
8.約3回に分けてお湯を注ぎ、抽出できるのを待つ
9.完成

お湯を注ぐときは、「の」の字を描くようなイメージでやさしくゆっくりと。コーヒー粉がまんべんなくお湯に浸るようにします。コーヒー粉の膨らみを確認してから抽出完了までは「3分間」を目安に。落ちる量はドリッパーの穴の数や形状によってさまざまで、このタイミングが味の決め手につながります。

7.ドリッパーに残るコーヒーかすの活用法

ドリッパーのフィルター内に残るコーヒーかすは、日常生活に再利用!意外にもたくさんの活用法があります。

例えば以下のとおり。

・消臭剤
・靴磨き、ツヤ出し
・フライパンの油取り
・ハンドメイド石けん
・コーヒー染めの染料
・ピンクッションの中身

嫌なニオイがこもりやすい玄関のシューズクローゼットや、汚れのつきやすいキッチンまわり。染料や裁縫道具として、趣味を楽しむのも良いですね。

▼こちらで詳しくご紹介しています。ぜひ1度チャレンジしてみてください。

8.お気に入りのドリッパーをGETしよう!

コーヒーの味も使い勝手も良いコーヒードリッパーは、自分のスキルや利用シーンに合わせて選ぶのがベスト!

とりあえずやってみたい初心者の人はリーズナブルなプラスチック製、古くなったドリッパーを新調したい人は今までと違う素材・形状・穴の数にぜひチャレンジしてみてください。

自宅用・来客用・屋外用など、いろんな種類のコーヒードリッパーを使い分けるのもGOOD!ドリップ式コーヒーならではの雰囲気で、心も身体も大満足できます。

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