コーヒーと和菓子の組み合わせがたまらない!おすすめのペアリングも紹介

コーヒーのお供には、洋菓子だけではなく和菓子もとても相性が良いのをご存知でしょうか。ミスマッチに思えるかもしれませんが、実はコーヒーと和菓子を組み合わせると、互いの良いところを引き立て合うのです。この記事ではコーヒーにおすすめの和菓子の種類や、組み合わせを紹介します。

1.コーヒーと和菓子は相性が良い

コーヒーに和菓子と聞いて、本当に合うのかと疑問に思うかもしれません。まずは、コーヒーと和菓子の相性の良さについて解説していきます。

互いの味を邪魔せず引き立て合う

飲み物や食べ物を組み合わせて、互いの邪魔をせず良さを引き立て合うことができるものをフードペアリングや、マリアージュと呼びます。つまりは好相性な組み合わせということなのですが、和菓子の場合はやはり日本茶をイメージする方が多いでしょう。

もちろん日本茶は和菓子と好相性。ですが、コーヒーと和菓子の組み合わせも引けを取らない美味しさなのを知っていましたか。

コーヒーの苦味やコク、酸味は甘いものによく合います。和菓子も例外ではなく、コーヒーと組み合わせると和洋折衷のマリアージュを楽しめるのです。

特に相性が良いのは餡子(あんこ)

洋菓子と同様に、和菓子にもさまざまな種類があります。ですが、最も代表的なものは餡子を使ったお菓子と言えるでしょう。和菓子の中でも特にコーヒーと相性が良いのは、この餡子なのです。

コーヒーは苦味、餡子は甘味と全く異なるように思えますが、美味しさを構成する成分がとても似ているそうです。どちらも元は豆類ですから、このような共通点に頷けるのではないでしょうか。

餡子は主張が激し過ぎない点が特長的。コーヒーの味わいや香りを邪魔することなく、ほど良い甘さを届けてくれるのです。

2.コーヒーと相性の良い和菓子

和菓子には、多種多様なものが存在します。見た目や味も個性豊かなので、コーヒーにどれを合わせれば良いのか迷ってしまうかもしれません。ここからは、和菓子の中でも特にコーヒーと合わせたい、おすすめの3品を紹介します。

羊羹

先述したように、コーヒーは餡子と好相性。そのため、餡が原料に使われている和菓子とも合うと考えられます。羊羹は、餡に砂糖と寒天を加えて作られた、代表的な和菓子の一つです。和菓子の中で羊羹が一番好きという方も多いのではないでしょうか。

糖度が高めの傾向である羊羹は、特にブラックのコーヒーと組み合わせるのがおすすめです。羊羹の甘みとコーヒーの苦味やコクが混ざり、スッキリとしながらも風味豊かな口あたりになります。また、通常の羊羹より水分の多い水羊羹は、アイスコーヒーと相性が良いです。

羊羹と同様に、基本的に餡子が使われている和菓子はコーヒーに合うと考えて問題はありません。大福やどら焼き、お饅頭などの餡子のお菓子も、コーヒーと組み合わせてみてください。

ニッキ

独特の風味が癖になるニッキも、実はコーヒーと非常に相性が良いのです。ニッキが使われている和菓子といえば、京都のご当地お菓子、八つ橋などが有名な例でしょう。

シナモンと混同されがちですが、実はニッキとシナモンは似ているようで違うもの。シナモンの原料はセイロン産のニッケイと呼ばれる木の皮であるのに対し、ニッキは日本産のニッケイの根が原料となっているのです。

どちらも香辛料であることは共通しているので、ニッキは和風のスパイスとも言えます。シナモンコーヒーのような感覚でコーヒーに合わせて、香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

おせんべい

和菓子と聞くと甘いものを想像しがちですが、スーパーなどの量販店で手軽に買えるおせんべいも、れっきとした和菓子の一つです。塩気のあるおせんべいをスナック感覚でコーヒーに合わせるのもおすすめ。甘いものが苦手な方でも手軽に挑戦できる和菓子との組み合わせです。

塩味や醤油味など、複数のおせんべいを並べて味わいの違いを比べてみると楽しいかもしれません。豆入りのおせんべいは、コーヒーと一緒に香ばしさを感じられるでしょう。

3.和菓子に合わせるコーヒーの選び方

コーヒーも和菓子に合うものを選んで、贅沢なコーヒータイムを楽しみたいという方もいるのではないでしょうか。和菓子に合ったコーヒーを上手く選べば、両者の美味しさもさらに増すでしょう。和菓子にコーヒーを合わせる際のポイントを紹介します。

ほど良く苦味があるもの

インドネシアのスマトラ島で栽培されるマンデリンのように、酸味が控えめでほろ苦さが特長的なコーヒーには甘い和菓子全般が合わせやすいでしょう。
苦味があるコーヒーを選ぶことで、和菓子の甘さがより引き立ちます。コーヒーの香りが混ざった、豊かな風味を感じてみてください。

爽やかな風味のもの

ほとんどの和菓子にはマンデリンのようなほろ苦さが特長的なコーヒーが似合うのですが、お饅頭のようなボリューム感のあるどっしりとした和菓子には、酸味のあるコーヒーが好相性な傾向にあります。

酸味のあるコーヒーの中でもおすすめなのは、グアテマラ。甘い香りと芳醇で奥行きのある味わい、上品な酸味がどっしりとした和菓子の後味をスッキリと軽くしてくれます。

基本的なコーヒー豆の種類や特長については、こちらの記事で詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

4.【焙煎度合い別】コーヒーのお供におすすめの和菓子

コーヒーは銘柄だけではなく、焙煎度によっても風味が変化します。焙煎度に合わせた和菓子をセレクトして、お互いの味や特長を最大限に引き出してみてはいかがでしょうか。ここでは、焙煎度別におすすめの和菓子を紹介します。

深煎り

コーヒーは基本的に、深煎りになればなるほど酸味が減り苦味が増します。香ばしい香りと苦味を楽しめる深煎りのコーヒーには、甘さが強い和菓子が特によく合うと言えるでしょう。コーヒーの苦味と和菓子の甘味がバランス良く引き立ちます。

甘い和菓子の種類はさまざま。餡子の入った大福やどら焼きはもちろんのこと、糖度が強い羊羹も深煎りのコーヒーのお供におすすめです。

浅煎り

酸味が引き立ち、あっさりと軽やかな傾向の浅煎りコーヒーには、少し重量感のある和菓子が好相性。お饅頭のように、厚めの生地に包まれた和菓子を組み合わせてみてください。

生地のボリュームや甘味に、コーヒーの酸味とコクがマッチしてくれます。重さを感じず、飽きの来ない味わいになるでしょう。

5.和菓子とコーヒーのマリアージュを楽しんで

コーヒーのお供には洋菓子のイメージが強く、和菓子のお供には日本茶のイメージが強いかもしれません。ですが、コーヒーと和菓子の組み合わせはそれらに負けないほど好相性です。いつものコーヒーブレイクに、ぜひ和菓子を添えてみてください。和洋折衷の甘味と苦味のバランスが、心を癒してくれますよ。

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