美味しいアフォガートがやみつきに!お家で作るためのレシピ&楽しいアレンジ方法

ひんやりとしたアイスに熱々の飲みものをかけるアフォガート。溶かした瞬間の姿が美しく、「1人で食べるのはもったいない!」と感じるほど見た目も味も楽しめるスイーツです。

美味しいコーヒーアフォガートを作るには、どんなコーヒーを使うかがポイント!一般的には、濃厚な深い味わいのエスプレッソ。コーヒー豆やコーヒー粉から淹れて作れば、挽きたて&淹れたての素敵な香りも楽しめます。

ここでは、

「アフォガートってどうやって作るの?」
「美味しく食べるにはどうしたらいいの?」

とお悩み中のあなたへ、アフォガートを楽しむコツと美味しい作り方&エスプレッソの淹れ方をご紹介。レギュラーコーヒーを使うときのポイントもあわせてお届けします。美味しいアフォガートで作る、おもてなしにもぴったりなアレンジレシピも見ていってくださいね!

1.アフォガートはイタリア生まれのドルチェ

意味と魅力

アフォガート(affogato)とは、イタリア語で「溺れる」という意味。「飲みものをアイスに溺れさせたドルチェ(イタリア料理のデザート)」のことをさし、イタリアではほとんどのカフェやレストランに置いてあるメニューです。

かける飲みもののバリエーションはさまざま。コーヒーなら「コーヒーアフォガート」、お酒なら「リキュールアフォガート」、紅茶なら「ティーアフォガート」など、いろいろな呼び方で親しまれています。

熱い飲みもので冷たいアイスが溶け、食べる前から終わるまでいろんな様子が楽しめるアフォガート。

・溶かした瞬間の美しい見た目
・甘さと苦味の絶妙なバランス感
・冷たさと熱さのユニークな温度感

「溺れる」には「魅力に取りつかれる・心を奪われる・夢中・やみつき」などの意味もあり、まさに、食べるとメロメロになれるスイーツです。

かける飲みものの味は濃いめ・量は少なめ

アイスと飲みものの量の比率は、はっきりとした決まりがありません。ただ、主役はアイスだと思われるのが一般的で、飲みものはアイスを引き立てる名わき役存在。

アイスの甘みに負けないくらいの濃いめの飲みものを少量かけることで、お互いの魅力を引き立て合う濃厚な味わいが楽しめます。

一般的なカロリー

ここで、コーヒーアフォガートに使用する食品のカロリーを見ていきましょう。

・コーヒー(浸出液)|4kcal/100g
・アイスクリーム(普通脂肪)|180kcal/100g

実際にはコーヒーの量が上記よりもかなり少なめなので、コーヒーに対するカロリーはほとんどありません。つまり、アフォガートのカロリーはほとんどがアイスクリーム。ソフトクリーム(146kcal/100g)やラクトアイス(低脂肪で108kcal/100g)などで調整すれば、カロリーが抑えられます。

2.コーヒーアフォガートはエスプレッソが定番

カフェやコンビニで見かけるコーヒーアフォガートは、エスプレッソを使用しています。

「なぜエスプレッソ?」
「自分でも作れる?」

理由と、お家でできる基本の作り方をお伝えしますね。

エスプレッソとは

エスプレッソ(espresso)とは、コーヒー粉をエスプレッソマシンにセットし、短時間&高圧力で旨みをぎゅっと絞りながら抽出する方法。また、そのコーヒーのことをいいます。

生まれはアフォガートと同じイタリア生まれ。「濃い×少量」が主な特徴で、アフォガートにぴったりな飲みものです。

できあがりは色が濃く、パッと見ると「苦そう」ですが抽出に時間をかけないためコーヒーの雑味はありません。酸味や苦味のバランスが良く、深いコクが味わえます。

1回に抽出できる量は、ドリップコーヒーの約1/5!

エスプレッソ|コーヒー粉6~12gあたり25~30ml
ドリップコーヒー|コーヒー粉8~12gあたり120~150ml

淹れたてを3~4口でクイッと飲み干し、後味の余韻に浸るのが本場の楽しみ方です。

アフォガートの基本の作り方

アフォガートの作り方は、器に入れて熱々のエスプレッソを上手にかけるだけ。材料もシンプルで、とても簡単です。

【材料】(1人分)
・エスプレッソ|30ml
・バニラアイスクリーム|適量(60gほど)

【手順】
1.エスプレッソを淹れる
2.バニラアイスをコーヒーカップまたはグラスに入れる
3.熱いエスプレッソをかけて完成

レギュラーコーヒーでもOK

「エスプレッソマシンがない」
「いつもレギュラーコーヒーを飲んでいる」

そんなあなたは、普段飲んでいるレギュラーコーヒーでもOK。お家にあるコーヒー豆やコーヒー粉でもおいしく作れます。

ただし、アフォガートは「濃く淹れる」ことが重要!エスプレッソに向いているコーヒー豆は、色が若干暗めの「中深煎り」または黒っぽい「深煎り」。

・ミディアムロースト
・ハイロースト
・シティロースト
・フルシティロースト
・フレンチロースト
・イタリアンロースト

レギュラーコーヒーを淹れるときも、「中深煎り」または「深煎り」を選びましょう。

浅煎りや中煎りのコーヒー豆しかないときは、抽出時間を長めにしたりコーヒー豆の量を増やしたりすると効果的。水に長く触れさせることで、風味が多く抽出されます。

3.お家で美味しいアフォガートを楽しむコツ

アフォガートを楽しむコツは3つ!知っておくと何倍にも美味しくなり、お腹も心も満たされた時間が過ごせますよ。

美味しいエスプレッソコーヒーを淹れる

アフォガートの味の決め手は、名わき役「エスプレッソコーヒー」を美味しく淹れるところから。エスプレッソに向いているコーヒー豆やコーヒー粉を選んだり、美味しい淹れ方を身につけたりすればアフォガートの味もとても良くなります。

また、エスプレッソマシンにも注目するとGOOD!

このような、カフェに置いてあるような全自動の大きいエスプレッソマシン。お家で使うには高額そうで、少しハードルが高いですよね。サイズが小さめで値段はリーズナブルなタイプもありますが、ドリップコーヒーに用いるドリッパーなどと比べると重量がありサイズも大きめ。存在感はたっぷりです。

「キッチンに置くスペースがない」

そんなあなたには「直火式エスプレッソマシン」がおすすめ。その名のとおり「火」を利用する抽出器具で、キャンプやバーベキューなどでは、便利&人気のアウトドアグッズ。キッチンコンロ・ガスバーナー・焚き火などからエスプレッソが淹れられます。

また、電気も火も使わない「ハンディエスプレッソマシン」も家庭用におすすめ。カバンに入れて持ち歩けるほど小さく、価格はリーズナブル。こちらも、お家や外出先で使える便利な抽出器具です。

作りたてを味わう

エスプレッソをかけてアフォガートが完成!溶ける姿を眺めつつ、「ひんやり」と「熱々」がなくならないうちに早速ひとくち味わいましょう。

食べるときに1番美味しく感じるのは「ひとくち目」だとか。ふたくち目以降はすでに味がわかっているので、最初ほどの感動がないといわれています。

ただ、アフォガートは時間の経過とともにクリーミーな甘みと濃い苦味が混ざり合うスイーツ。作りたてを基本に、味の変化も楽しむとさらに美味しく食べられます。

トッピングをする

アフォガートは、白色のバニラアイスと濃い茶色のエスプレッソの色のコントラストだけでもとてもキレイです。でも、「もっとかわいく作りたい」「少し違った食感を加えたい」などと感じたらまずはトッピング!簡単にできるアレンジ方法です。

例えば、

・コーンフレーク
・ドライフルーツ
・チョコチップ
・チョコソース
・アーモンド
・シナモン
・アラザン

などがあります。いろいろ試してみて、バニラアイス×エスプレッソに合う味を探してみるのも楽しみの1つです。

4.美味しいエスプレッソの淹れ方

用意したアイスクリームに、自分で淹れた美味しいエスプレッソを使ってみましょう!

準備するもの

・エスプレッソマシン(全自動)
・コーヒー豆(1杯分)
・カップ

手順

1.コーヒー粉をホルダーに入れる(ドーシング)
2.ホルダーの側面を軽く叩きながら粉を平らにならす(レベリング)
3.タンパーで、ホルダー内のコーヒー粉をキレイに押し固める(タンピング)
4.抽出口の洗浄と温めるため、抽出ボタンを押して1度湯通しをする
5.マシンにホルダーをセットし、カップを置いて抽出をする
6.完成

美味しく淹れるポイント

エスプレッソは、コーヒー粉をホルダーにキレイにセットするのが1番難しいといわれています。なぜなら、密度を均一にしてマシンから出たお湯をうまく浸透させる必要があるため。特に、「タンピング」はプロのバリスタでも人によって違いが出るといわれています。

タンピングの上手なやり方はこちらの記事をぜひご覧ください。

5.レギュラーコーヒーの濃いめの淹れ方(ドリップ方式)

レギュラーコーヒーを濃いめに淹れる方法も紹介しますね。抽出器具はフレンチプレスやパーコレーターなどいろいろありますが、ここでは人気の高い「ドリッパー」を使います。

準備するもの

・コーヒー豆またはコーヒー粉(1杯分)
・コーヒードリッパー
・コーヒーフィルター
・ポットまたは電気ケトル
・コーヒーカップ

手順

1.コーヒー豆をコーヒーミルで挽き、コーヒー粉を用意する
2.コーヒードリッパーの上にペーパーフィルターをセットする
3.フィルターの中にコーヒー粉を入れ、平らになるように軽く揺らす
4.ドリッパーをコーヒーカップ(またはコーヒーサーバー)の上に置く
5.電気ケトルなどで多めにお湯を沸かす
6.沸騰したお湯をコーヒーカップに注いで温めておく
7.90度くらいまでお湯の温度が下がったら、コーヒー粉の上に少量注ぐ
8.コーヒー粉のふくらみを確認したら、さらに2回くらいに分けてお湯を注ぐ
9.抽出完了(完成)

濃いめに淹れるポイント

濃いレギュラーコーヒーを淹れるポイントは、「注ぎ方」と「蒸らし方」がポイント。

注ぐときは、中心から外側に向かって「の」の字を描くようなイメージで、スピードはなるべく優しくゆっくりです。決して、勢いよく注がないこと!水圧でコーヒー粉の中に穴が開いたようになり、全体にお湯が行き渡らないまま薄い味に仕上がってしまいます。

また、お湯を注いだときはコーヒー粉のふくらみを必ず確認しましょう。その際、30秒ほどの蒸らし時間をもうけるとコーヒー粉からの濃厚なコクが出ます。

6.アレンジアフォガートでおもてなし♪

アフォガートは、トッピングをサッとかけるのも良いですが本格的にイチからアレンジを加えるのもおすすめ!

ここでは、家族や来客におもてなしをするのにもぴったりなレシピをピックアップしました。ぜひ参考にしてくださいね。

バナナのアフォガード

【材料】(2人分)
・バナナ|1本
・砂糖|大さじ1
・バター|大さじ1
・バニラアイス|150ml
・エスプレッソコーヒー|100ml

【手順】
1.バナナは一口大の乱切りにする
2.フライパンを温めてバターを溶かし、バナナを並べて中火で1~2分焼き、こんがりと色づいてきたらバナナを裏返してさらに1~2分焼く。砂糖大さじ1をふり、バナナ全体にからめながらサッと焼いたら、取り出して冷ます
3.器にバニラアイス、2を盛り付ける
4.抽出したエスプレッソを上から注いで完成

【ポイント】
バナナは香ばしい焼き色がつくまで両面を焼くようにします。バナナは低カロリーで栄養バランスもよく含まれているのでおやつとしてもおすすめです。

ざくざくふわふわアフォガート

【材料】(1人分)
・エスプレッソコーヒー|40cc
・バニラアイスクリーム|適量
・グラノーラ|適量
・バームクーヘン|適量
・メープルシロップ|適量

【手順】

1.バームクーヘンを小さくサイコロ状に切り、カップの底に敷き詰める
2.バームクーヘンの上にメープルシロップをかける
3.グラノーラを入れる
4.バニラアイスクリームを盛り付ける
5.抽出したエスプレッソを上から注いで完成

【ポイント】
グラノーラのざくざく感とバームクーヘンのふわふわ感で、アイスとの食感の違いが楽しめるメニュー。盛り付けるとキレイな3層になるので、見た目も楽しむなら透明のカップがおすすめです。

レーズンとナッツのアフォガート

【材料】(2人分)
・エスプレッソコーヒー|80cc
・バニラアイスクリーム|200ml
・ミックスナッツ|大さじ1
・レーズン|5g

【手順】
1.ミックスナッツを粗く刻んでおく
2.バニラアイスクリームを器に入れ、1とレーズンを散らす
3.抽出したエスプレッソを上から注いで完成

【ポイント】
レーズンの甘さとナッツの塩気は、アイスとエスプレッソとの相性抜群。やわらか&カリカリの食感も楽しめます。

7.美味しいコーヒーアフォガートを楽しもう!

美味しいコーヒーアフォガートを食べるには、美味しいエスプレッソコーヒーを淹れることから!

・味を濃いめにする
・量を少なめにする

この2点をおさえながら、ぜひお家で作ってみてくださいね。定番はエスプレッソコーヒーですが、慣れていなければレギュラーコーヒーでもOK。その際も、この2点がポイントです。

美味しいアフォガートが作れるようになったら、アレンジでバリエーションを増やすのもGOOD。手軽なトッピングで彩りを良くするのはもちろん、食感や温度の違いも楽しんでくださいね。

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